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大切な人(散文)

2012年03月19日

彼女が初めて家に遊びに来た。
「こんな夜にどうしたの?」
って聞いたたら、仕事でこっちに寄ったからって答えた。
その言葉に少しがっかりしたけど
あまり見たことないスーツ姿に満足することにした。
この辺、夜になると寂しいのね。
そう言いながらコートを脱ぐ彼女を抱きしめた。
少し驚いて彼女が僕を見つめる。
なんでだか分からないけど、彼女の言葉が急に怖くなったのだ。
どうしたのって彼女が優しく僕の髪をなでる。
「夜に女の人が1人なんて危ないだろ。」
小さく呟いたら、彼女が微笑んだ。
お父さんみたいって。
そして僕をきゅっと抱きしめた。

何でも出来るスーパーマンにはなれないけど
彼女を守れる男になりたい。
そう考えて、自分にも守りたい人が出来たって事に気がついた。

まだまだ頼りない僕だけど
これからもよろしく。

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